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HISTORY

「浜降祭」の歴史

どっこいのお神輿(相州神輿)が集合する代表的な祭礼「浜降祭」の歴史についてご紹介します。

鎌倉時代は海岸線が現在よりも山寄りであったため、鶴嶺八幡宮の八丁松並木という参道の近くの海岸にお神輿を運び、海水で心身を清める「禊(みそぎ)」が行われていました。
禊は源氏の戦勝祈願とであったとも言われています。

その後、江戸時代に国府祭(相模国の天下泰平と五穀豊穣を神々に祈願するお祭り)から帰る途中の寒川神社のお神輿が何者かに襲われ、川に落ちて沖に流されてしまう事件がありました。

数日後、南湖(茅ヶ崎市)の漁師さんが沈んだお神輿を発見し、寒川神社に知らせたことでお神輿は無事に神社に帰ることができました。この縁で寒川神社は南湖の浜へのお礼でお参りをするようになったと言われています。

そして明治時代には鶴嶺八幡宮の「禊」と寒川神社の「お参り」を合同で行うようになり、現在の「浜降祭」になりました。
「浜降祭」は昭和53年に神奈川県無形民俗文化財に指定されています。

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神輿甚句

甚句は江戸時代に生まれたと言われており、日本の伝統的な歌謡の形式のひとつです。
「浜降祭」では「茅ヶ崎甚句」を聴くことができます。
そのほかにも日本各地の名所や市内の名所などを唄った甚句があり、お神輿の経験の長い人ほど味のある声で粋に唄い上げます。
相州神輿の見どころの一つと言えます。

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【祭について考えよう_宮田宣也】さんYoutubeより

MIKOSHI

相州神輿の特徴

相州神輿は2本の担ぎ棒(二点棒)で、担ぎ手はその内側に入り、反対の棒に手を突っ張る形をとります。

箪笥をたたきながらリズムをとり、「どっこいどっこい」の掛け声で担ぎます。

相州神輿の構造

鳳凰

中国神話の伝説の鳥。日本を含め、東アジアでは装飾やシンボルとして親しまれている。

社名旗

神社名や紋が描かれている。

捩り

白い晒を細く折り、鳳凰の胴から蕨手、長柄へとかけてある。捩りがけも相州神輿の特徴のひとつ。

全体のリズムが合っていると鈴が元気に跳ねる。

長柄

担ぎ棒のこと。相州神輿は二点棒、江戸前神輿では四点棒が多い。

神輿を担いでいない時に神輿を置いておくための台。神輿と共に移動する。